日本で一番広い牧場
上士幌市街の北約11kmにあるナイタイ高原牧場です。広さは東西5.5km、南北3.1kmで、その面稚は1700ha。東京ドームが362個すっぽりと収まる広さです。牧場の標高は365mから1000m。なだらかに起伏する斜面があって、十勝平原の広大さが高度と共に扇を広げるように展開し、草を食べる牛の群れも豆粒のように見えることがあります。 春から秋にかけての牧場の平均気温は14℃で、高原ならではの涼風が心地よく流れています。3000頭の牛が放牧された草地のあちこちには、北国ならではの花々が咲き、雄大な景色にエキゾチックな趣きをそえています。「これが北海道!」と自信をもって言える場所、それがナイタイ高原牧場です。 |
日本一の雄大な景観が楽しめるナイタイ高原牧場は、4月下旬から10月下旬まで一般開放され、自由に見学することができます。牧場内をぐるっと取りまく道路の延長は14km。車に乗ってゆっくり周遊することができます。青々とした草原がなぴく放牧地には1ヶ所に200〜300頭の乳牛が放され、間近にその姿が見られます。 また遠く豆粒のようになった牛群を、要所要所に残されたカシワの大木の近くに眺められ、ヨーロッパの田園風景をほうふつとさせます。牧場を巡っていると「どこかで見たぞ」という景色に出合うこともしばしばです。テレビのコマーシャルに幾度となく登場しているからです。そんな場所では、車からおりて大平原をバックに記念写真をどうぞ。楽しい旅の最高の思い出になることでしょう。 |